直線上に配置
 18回目の訪タイは、諸般の事情でゴールデンウイークとなりました。関空は空いてましたが機内はイッパイ。帰りは成田で、機内も空港もイッパイ。ちょっと疲れた今回の訪タイでしたが、それではいつもの通り、時間をおって進めていきます。
 レッツ・バック・トゥー・バンコーク!

               ☆

 第1日目
 ゴールデンウイークは航空券も高いし、人も多いし絶対やめとこうと思っていたが、仕事の都合上、どうしても5月は休めない状況となってしまったので、やむなく少ない小遣いをはたいて、ゴールデンウイーク旅行を決行することになった。
 まずは飛行機券だが、取れない!じぇんじぇん取れましぇーん!

 僕は行けましぇーん!

と泣きを入れ掛けたが、復路が成田経由関空行きで良いのであればチケットはある、とのことなので、仕方なくそのチケットをゲットした。
 当日はいつもの通り夕方便での出発となったが、ゴールデンウイークにしては思ったほど関空は混んでいない。

 大丈夫か、関空?

 飛行機が飛ばずに閑古鳥が飛んでるぞ。
 本を買おうとマルゼン書店に行くと、あれ?ない…?オオー、本屋が潰れたかー!とショックを受けていると、広めのスペースに移転をしただけだった。良かった良かった。
 少し早めの夕食をガンコズシで取る。これが日本最後の食事か、と思うとウッと涙が(出えへん出えへん)。
 北ゲートから出国したが、結構混んでたな。ま、年末時よりははるかにマシやが。出国して南ゲートの前を通ると、ガラガラ。いつもなら南ゲートの方が混んでいるのに。
 モノレールに乗って47番デッキへ行く。いつもの通り、ラウンジコンゴウでトマトジュースを飲みながら時間を潰す。この時の時間の長いこと長いこと。
 定刻通り、日航機に乗り込み、出発したが、斜め後ろのニイチャンはタイ人のお姉ちゃんと英語で会話をしている。「オー、マイネーム・イズ・ヒロ・コーベ」とか言うとったな。yeah,yeahとか言うとったが、

 ニイチャン、必死やな。

 まさか、口説けるとでも思ってたんか?っていうか、ニイチャン、ずっと喋ってたから、うるさくて眠れんかったぞ。それと、ニイチャンの顔はアイム・ジャパニーズとか言わなかったら、お姉ちゃんが行ってたとおり「アー・ユー・タイワニーズ?」とか言われる顔やということをそっと指摘しておこう。
 それと、隣に座ってたオッサンが、またキモかった!でっかいカバンをチケットカウンターで預けず機内に持ち込みやがって!

 頭上の戸棚に入りきらんようなカバンを持ち込むな!

っていうか、俺の足にアタットル!よく係員から「お客様、それは機内持ち込みは禁止となっております。カウンターまでお預け下さい」と言われなかったな、と感心するわ。風体はオグラヒサノリを暗くしたような感じで

 VISAカード!VISAカード!

って叫び出すんと違うか、とドキドキしてしもたわ。あ、アベちゃんがおらんかったから、このネタは無理やったな、どっちみち。
 周りにロクなのが座ってなかったのがショックだったが、飛行機は無事定刻通りドンマン空港に到着した。相変わらず、暑い!速攻で2万円を7056バーツに換金し、入国する。トランクを回すコンベアがなかなか回り出さなかったが、荷物を無事にゲットし、タクシーに乗り込もうとした。
 な、なんと、大縦列!マジッスか?50m程度並んでますよ!こんなに待つんすか?イナカモンがマクドにでも行くような感じ、と言えば分かってもらえるだろうか?
 久々にエアポートバスA3に乗り込む。100バーツ。ドメスティックの乗り場を過ぎると、もう車内はイッパイ。1時間弱ほどバスに揺られることとなる。
 ナナホテルに到着したのは、夜中の0時30分頃。10階の部屋に案内され、シャワーを浴び、着替えを済ませて、ナナホテルのディスコに繰り出した。しかし、そこはヤロウとネエチャンであふれかえり、とてもやないが入れない!

 恐るべし、ナナディスコ!

 諦めてタクシーを飛ばしてサヤームホテルへ。到着することはしたが、ポリ公がサヤームの前で警戒をしており、「ホテル前には止めれない。もう少し先で止めても良いか?」とタクの運ちゃんが泣きを入れよった。100mほど徒歩でホテルまで戻ったが、ポリ公がおってもオネエチャンらは帰らないぞ。「私たち、たむろしてるだけ」ってな感じやったね。なめられてるぞ、ポリ公!
 そんな中をチラチラと見ていると、髪がセミロングでかわいめの子を発見。英語で少し話をして、お持ち帰り1500バーツで話を付ける。パンちゃん、23歳。タクシーでナナまで戻るが、このタクの運ちゃん、結構運転が粗くて、まるで珍走族並。パンちゃんと二人であまりの運転のひどさに顔を見合わせて笑ってしまった。その後、ホテルの部屋に入り、シャワーを浴びて1回戦。キスダメ、クリダメという有様だった。乳を揉むだけ揉んで、舐めるだけ舐めて正常位でやったった。最初はこんなもんでも許してやろう。写真は、下参照。初日は、1人だけで疲労こんばいという状態に陥ったため、これで打ち止めにして眠りについた。しかし、パンちゃん、写真で見ると結構顔がぱんぱんになってるな。


            ☆      ☆

 第2日目
 この日は、午前11時に起床。8時間は寝れたと思うが、それでも体がだるい。シャワーを浴びても体がシャンとならないのが歳を食った証拠か?アンバサダーホテルの南にあるスマイルネットへインターネットをしに行く。
 気が付いたら、既に昼の1時になっていたので、タクシーを飛ばしてエンポリアムへ。いつものようにアオイで昼飯を食べる。モズク酢とニュウメンともう一品頼んで、520バーツ程度。相も変わらず安くない。
 食後は、上の階に上がり、ミロやトマトジュース、チーズなどを買いだしする。
 BTSでナナホテルまで帰り、部屋で日経新聞(テルメーの横の雑貨屋で売ってます)を読むなどして、しばしくつろぐ。
 午後4時30分頃、ホテルを出撃!向かうは、まずMPキャサリンだ!スクンビットソイ5あたりでタクシーを拾って、「フォーチュンホテルに行け」と運ちゃんを促す。そして、フォーチュンホテル付近まで来たら、「ラマ9世通りを右に曲がれ」と指示する。すると、左側にMPラディフェンスが見えてきたので、「左に曲がれ」と指示して、キャサリンまで連れて行かせた。キャサリンにいざ入ってみると、まだ午後5時回った頃だというのに、客であふれかえっとる。っていうか、既にガレージがBMWやベンツで埋まっていたので嫌な予感はしたのだが。案の定、中の金魚鉢には良いのが残っていなかった。残念。
 スゴスゴとMPラディフェンスまで歩いていったが、「物は試しか」という思いがムクムクと鎌首をもたげてきたので、ラディフェンスに足を向ける。…ドアを開けたら、いきなりカフェやんけ!「ここはモデルクラス」とコンシアのオッサンが教えてくれて、「奥が金魚鉢だ」と引っ張っていってくれた。パッとしたのがおらんし、タマ数も少なかった。残念。
 タクを捕まえ、MPジェイワンを目指す。「シーアユタヤ通りに行け」と助手席で偉そうに命令する。すると、ラマ9世通りを思いっきりUターン!
 ジェイワンに到着。前回お世話になった311番がいないかチェック。おお、おった!速攻で311番チェンちゃん23歳を指名する。1800バーツ。…あれ?3月は2000バーツ取りよったぞ?やっぱり前回はボってたんかい!で、部屋に入ると、ニコニコと風呂の用意やら俺の服脱がしから、俺の爪切りやら、かいがいしく世話を焼いてくれる。見習えよ、日本の女ども!風呂でパイズリやらシャンプーやらしてもらい、その後、マット洗いしてもらったり、ベッドで耳垢を取ってもらったり、これって、

 新婚さんいらっしゃーい!

の世界ではないかー!ウウ、来て良かったッスー!我が人生に一片の悔いなーし!お返しに、念入りにクリナメ、ディープキスをしたったぞ。最後はキスしながらの正常位!いやー、良かったッスよー。また来るッスー!写真は下参照。


 タクシーを飛ばしてエンポリアムまで晩飯を食べに行く。晩もアオイへ。いつものようにカウンター席に通され、稲庭ウドンともずく酢、揚げ出し豆腐、鉄火巻きを注文する。800バーツやったかな?
 食後、MPナタリーに出撃。オネエチャンの数はいたが、もう一つピンと来ない。コンシアのオッサンにサービスの良い子を聞くと、「48番だ、グー!」とかほざいきよったので、48番に決めた。ビーちゃん24歳。色気タップリの感じマルシアって感じのオネエチャンだ。しかし、キス無し、クリナメなし。しかも、ポリ公の手入れがあったらしく、「お風呂は使えないの」と風呂に木の枠がはめられてた。おーい!俺の好きな風呂の中でのボディ洗いはどうなるねん!

 「シャワーで…」

 って、なめんなよ!ポリ公、ナタリーイジメもほどほどにせんかい!「周辺のMPはミンナこんな目にあったのよ」とビーちゃんが嘆いとったが、この嘆きは即ち俺の嘆きじゃー!と怒りつつ、正常位でフィニッシュ。写真は下参照。しかし、お風呂に入れないのでは…しばらくナタリーは避けようと心に決める。この日はこれで打ち止めとなった。


          ☆     ☆    ☆

 第3日目
 この日も朝11時に起床。シャワーを浴びて、昼飯を食べに出かけようとすると、いきなり雷鳴がとどろいた。ドドーン!オオー、雨期か、雨期なんか、サイコーかー、と訳のワカランフレーズが頭をよぎったが、洒落にナラン雷がそこら中に落ちとる。仕方ないので、ナナホテル前からいきなりタクシーを拾い、「BTSのプロンチット駅まで行け」と指示する。駅に到着し、モノレールに乗ろうとすると、どえらい雨が降ってきた。すげー!スコールやー!と少し感動したが、この雨では露店のオバハン連中は大変やな、と同情を禁じ得なかった。
 昼飯は、エンポリアムの真北にあるイッキュウアンという店に入った。和風の佇まいが落ち着くね。事前情報では、それほど良い話は聞いていなかったが、サイコロステーキ定食250バーツ程度やったかな?たしかご飯食べ放題やったと思う。この辺は、これくらいの金を取るんやな、と実感。空いていたので、無理にアオイに行く必要もないな、との思いもした。
 店を出ると、雨はやんでいたが、道はエライ水たまりで覆われていた。そんな中を、一旦ホテルに帰り、一服した後、アンバサダー近所のスマイルネットで時間を潰してから、MPキャサリンに突撃した。
 キャサリン、またイッパイ!可愛い子はさらわれた後だった。同じ思いをしている野郎連中が金魚鉢前でたむろしていたが、ハヨ諦めて他店に行けっちゅうねん!
 テクテクと歩いてラマ9世通りに向かうが、前日に引き続いてMPラディフェンスに立ち寄ってみた。すると、昨日よりはお姉ちゃんたちの数が多いし、何人か、俺好みの子がいるではないかー!すかさず、「V83番はいくらだ?」と聞いてみると「1900バーツ」とふっかけよる。ま、物は試しか、てな訳で、V83番ヌンちゃん22歳に決定!滅茶苦茶可愛いというのではないが、今時の子、という感じが良かったので指名したのだが、この子も耳垢を取ってくれたり、爪を見てくれたり、良かったッスよ。良く笑う明るい子で、何とかコミュニケーションを取ろうとした姿勢がグッド!キスあり、クリナメあり、っていうか、なめまくったった。「もうやめてー」ってな感じで言われたようやったが、無視したった。細身の子だったので、後ろから無性に突きたくなり、最後はバックでフィニッシュ。イヤー、この子も良かったわー。また次回も来よう。写真は下参照。


 晩飯を食べにエンポリアムへ。イッキュウアンの隣ぐらいにあるホンジョウという日本料理の店に入ってみた。立派な店の構え!天井が高ーい!しかも梁が太い!こんな太い木、タイにはあるのか?ちょっと感動したが、食い物は安くない。讃岐うどんともずく酢とお茶漬けともう一品で1300バーツ也。で、カウンターを何気なしに見ると、映画「沈黙シリーズ」で主役をやっていた俳優・スティーブン・セガールが、小柄なオヤジと片寄せて映っている写真が置いてあった。ああ、この店にセガールが来たことあるんやな、セガールは日本びいきやからな、ならばこの小柄なオヤジがここの大将かと思っていたら、右横のカウンター席に座ってたオッサン2人が「セガールは、まだ上で呑んでるの?」「ええ、まだ呑んでらっしゃいます」「日本好きだからな、セガールは。大阪の十三で空手やってたからなー。今日も映画のロケだってんだろ?」って、おい、オッサン、セガールが上に居てるの?「そーだよー、来てんだよー。あんたももう少し早く来てたら、サインぐらいはもらえたのになー」と酔っぱらいのオッサンらから言われたが、そーかー、これってニアミスやな?惜しい!今から「サイン下さい」って座敷に上がるわけにいかんしなー。惜しい!飯代は安くなかったが、何か心に残る店になったわ。
 初のMPラディフェンスで味を占めた俺は、これまた初めてのMPクレオパトラに行くことにした。タクシーを飛ばして、到着。MPシャンゼリゼから西へ少しぐらいか、と思っていたら、かなり離れているね。歩道から店の敷地に入ると、天井が電飾でキラキラと輝いている。神戸のルミナリエか?しかも、噴水まであるし、これはエライことですよー、これはー。ビビリながら店内に入ると、どこに金魚鉢があるのか分からない。あれ?入り口間違えたか?するとコンシアが飛んできて、引っ張っていってくれた。しかし、タマ数の少ないこと。たった9人。しかも2000バーツと2500バーツの2種類。タッケー!仕方無しに、2000バーツの75番ビーちゃんを指名する。これでサービス悪かったら、暴れるぞー!ビーちゃん、以外と落ち着いた感じ。歳は?「29歳」…オバハンやんけー!金返せー!キスはフレンチ、クリも一舐め。いくら初体験のパイパンでもそれはいかんやろー!しかも、70分くらいで全ての作業が終わっていたぞ!という訳で、私のリストからクレオパトラは消えた。写真は下参照。この日はこれで打ち止め。ちょっとショックやったね。


         ☆     ☆     ☆

 第4日目
 この日も午前11時頃起床。シャワーを浴びて、昼飯を食いに行く。この日はエンポリアムのウタアンドンに行く。サラダと何かの定食で500バーツ程度。
 食後、ホテルで一服してから、ラチャダーピセークの古式マッサージのサブウエイへ。ろくなのがおらず。隣のMPナタリーに行こうとしたが止めて、MPキャサリンに向かう。しかし、ここもめぼしいのは既に売れていた。
 気を取り直して、MPジェイワンに向かう。まさにバンコク大返し、という感じで、Uターン。ジェイワンに到着し、金魚鉢を見ると、311番の姿が見えた。「やばい…」とデッカイ柱の陰に回り、女の子を見回す。すると、細めの429番が目に付いたので、速攻指名する。オーイちゃん27歳。歳食ったスギモトアヤのバッタモンって感じ、というか、アンタ本当に27歳ですか?スギモトアヤの方が若く見えるッス。サービスはマーマーだが、デカイ胸はシリコン。キスオーケー、クリナメオーケーだが、何か危険を感じで途中で止めておく。正常位でフィニッシュ。……1800バーツかー……やはり311番にするべきだった。写真は下参照。


 このままでは日本に帰れない、という思いが沸々と涌いてきたので、最後の砦ともいうべきMPキャサリンに行く。しかし、それでも可愛い子がいない。タマ数はあふれるほどだが、可愛いのが…と思っていると、左上段にスッピンの子がチョコンと座った。スッピンであるにも関わらず、結構可愛い。これやー!と思い速攻指名。59番オンちゃん、24歳。ニコニコとした表情が、何かホッとする。しかも、何とかコミュニケーションを取ろうと必死なのが、いじらしい。うーん、オッサンキラーやな、この子。キャサリン特有のアワアワ風呂はなかった(逆にラディフェンスではアワアワ風呂をしてくれた)が、そんなことはどうでも良い。よく見ると、クニナカリョウコがスッピンのままって感じだ。「化粧はキライ」らしく、化粧はしないらしい。でも、それでも可愛い!あまりに可愛いので、キスしまくり、クリナメまくりで、正常位でフィニッシュしたった。頑張ったぞ、俺はー!満足ッス。写真は下参照。しかし、この子、化粧したら、どれだけ可愛くなるんやろ?


 疲れ果ててはいたが、最近開店したというMPナンシーを攻めてみようと、タクシーを捕まえ、「ペップリーのMPビワに行け」と告げる。ビワの近くまで来て、「右に曲がれ」と指示。MPナンシーに到着した。おっ、BMWとか停まってるやんけ、と思っていたら、オッサンがガラスドアを開けてくれよった。MPエビータとは逆回りの白い螺旋階段を登らされると、2階に金魚鉢と広いテーブル群があった。よく見ると、螺旋階段の辺りに風船があしらってあったな、開店イベントの名残か?エントランスは階段を含めて白が基調だった。肝心の女の子は、数が少ない!1人、19番(だったと思う)の静かめの子が気になったが、俺のジュニアが「おっつぁん、俺ぁもう燃え尽きたぜ、真っ白にな…」と首を垂れたまま反応しなかったので、スゴスゴと晩飯を食べに撤退する。
 晩飯は、エンポリアムのアオイで稲庭うどんともずく酢と揚げ出し豆腐とマクロの握り、玉子の握りを注文した。1400バーツ程度やったかな?
 食後、ナナホテルまでBTSで帰ったが、フットマッサージをしてもらおうと、ナナホテルの南にあるマッサージ屋に入った。「2階だ」と上に案内され、部屋を見回そうとすると、眼前でトランプバクチをしている家族を発見。お前ら、ここで何をしてるねん?ここは、お前らの家か?「私の家族だ」と案内しよったオバハンが言いよったが、オイオイ、あまりにアットホームすぎるやろう。それやこれやでマッサージが始まったが、俺の横1メートルの所でトランプバクチが開かれたまま。中学生の男の子と小学生の女の子が熱中している。親が一番強うそうだが、親も必死だ。「アンタ、日本人か」「ヤー、コンイープン」「あっはっは、コン・イープンか。このジュースを飲んで見ろ」と俺に怪しげなコップを押しつけてくる。むげに断ることも出来ないので、ゴクリと一口だけ飲んでみたら、タイのドブロクみたいなアルコールだった。すんげー喉が焼けたわ。それを見て、家族で笑っとったな。つられて俺も笑ってしまったが。その後も、チビバナナとかをくれて、けっこうホンワカした気分になれたのが嬉しかったね。俺の家って、結構破綻しているので、こんな何でもないことが、すごく心に残ったのだ。

 何でもないようなことが幸せだったと思う、何でもない夜のこと、二度とは戻れない夜 ミフネミカ妊娠おめでとう

 オバハンら、有り難う。それと、マッサージ中にいきなり現れて、ハンマーでフロアを殴りよった白人の肥満オーナーにもよろしくな。殺されるのかと思ったぞ、マジで。この日はこれで打ち止め。明日朝の出発に備えて、荷造りをしてから就寝する。

               ☆

 第5日目
 モーニングコールで朝の5時30分に起床。シャワーを浴び、身繕いしてからホテルをチェックアウト。4泊で4280バーツやったね。セーフティボックスからパスポートや財布を返してもらってから、タクシーを捕まえに行こうとすると、「エアポー、エアポー、400バーツ」とオッサン連中が近寄ってくる。「ノーノー」と断ってると兄ちゃんが「ハイウエイ、エアポー、300バーツ」とか言って近づいてきた。もうエエわ、と兄ちゃんの言い値300バーツでドンマン空港まで送ってもらうことにした。ま、高速代込みやし、許したろ。
 30分ほどで空港に到着…って、車が空港ターミナルの手前でダダ混み!こんな混み方、初めて見たわ。
 成田行きの航空券をもらい、上のフロアにあるピザ屋まで朝飯を食べに行く。普通のピザ1切れとコーラのLで100バーツ弱。空腹を癒す。
 食後、出国し、空港内で友人2号から頼まれたKENTスーパーライトを2カートン購入しておく。
 定刻通り、飛行機は離陸。夕方4時30分に成田に着く予定だったが、風がきつく、「成田空港から着陸を拒否されたため、あと30分ほど飛行を続けます」とのアナウンスが聞こえたとき、ドッと疲れが出た。マジで、着陸できるのか、成田空港?定刻を30分ほど押して、ようやく成田に着いた。時刻は午後5時を回っていた。さらに、ターンテーブルが回りだしたのが午後5時30分。荷物を取り終えて5時40分。そして、「外国で買ったタバコは1カートンだけ無税。2カートン目からは関税が掛かります。1300円です」って言われ、人生で初めて関税を支払わさせられた。ホンマか、税関?関空で言われたこと無いぞ、そんなん!怒りがこみ上がってくるのが自分でも分かったが、国家権力に逆らうことも出来ず、その分日航のカウンターレディーに「あんたとこの飛行機が到着するのが遅れた。そのせいで羽田発の関空行き飛行機のチケットがパーになったら、どうするつもりか」と八つ当たりしてやった。すると、「とりあえず、羽田に行ってみてください。乗り遅れたときは、次の便をご用意させてもらいますから」って、関空行きの飛行機なんて、明日にならんと出んやろうがー!犯すぞー!日航、減点!
 3000円というバカ高い空港バスで羽田に向かい、7時30分頃に羽田着。渋滞がなくて、良かったわ。羽田の地下に、イタリアンから寿司から中華からカレーまで揃ってる、レストランみたいなところでボンゴレを食べる。その後、すぐに飛行機チケットをもらいゲートインしたが、風の影響で飛行機が遅れるらしい、というか発進ゲートナンバーまで変更しとったな。30分押して飛行機発進!関空、南海電車、そして自宅と、なんとか帰れたのは夜中の0時30分だった。疲れたわ…そんな感想の残った今回の訪タイだった。

          ☆          ☆

 今回の旅行でゲットした女の子は7人。その7人とも写真有りだったのは幸運でした。しかし、1日2人が限界というのは、ちょっと寂しい思いがしました。やはり若さが足りない、体力が足りない。もうちょっと体を鍛えておかねば、って、毎回言うてますね。次回もハードに頑張ります!
 ここで教訓。「飛行機乗り継ぎは体に悪い。でっかい荷物の機内持ち込みは、キモイ。外国で買ったタバコって、ホンマに2カートン目から関税掛かるのか、誰か教えてくれ

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2004年5月のH

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